「リビングが広くて、いまの加湿器ではなかなか湿度が上がらない」と感じることはありませんか?
象印のスチーム式加湿器「EE-TC60」は、広い部屋で使えるハイパワータイプです。プレハブ洋室なら17畳まで対応します。
フィルターがなく、電気ポットのように広口の容器を拭くだけでお手入れできる点は、象印のほかの機種と同じです。
この記事では、EE-TC60の便利な点や注意点、どんな方に向いているかを分かりやすく紹介します。
※この記事にはPRリンクが含まれます。メーカー公式サイトの情報をもとにまとめており、実際に使って確かめたものではありません。
EE-TC60がおすすめの人・向かない人
EE-TC60は、広めのリビングを1台で加湿したい方や、タイマーを細かく使い分けたい方におすすめです。
一方、水を入れた本体を運ぶのが負担な方や、予算を抑えたい方は、購入前によく確認しておくと安心です。
まずは、自分の使い方に合うかを確認してみましょう。
こんな方におすすめ
- 14畳以上の広めのリビングで使いたい方
- フィルターの掃除や交換が負担に感じる方
- 入タイマーと切タイマーを、時間を選んで使いたい方
- 部屋の湿度を数字で確認したい方
購入前によく確認したい方
- 電気代をできるだけ抑えたい方
- 水を入れた重い本体を運ぶのがつらい方
- できるだけ予算を抑えたい方
- 8畳ほどの寝室だけで使う予定の方
EE-TC60の適用床面積の目安は、木造和室で約10畳まで、プレハブ洋室で約17畳までです。使いたい部屋の広さに合うかも確認しておきましょう。
EE-TC60で広い部屋の乾燥対策がラクになる4つの理由
EE-TC60の魅力は、加湿する力が大きいことだけではありません。
タイマーや表示、音への配慮など、毎日使ううえで助かる機能がそろっています。

① プレハブ洋室17畳まで使えるハイパワー
加湿能力は1時間あたり600mLです。広さの目安は、木造和室で約10畳まで、プレハブ洋室で約17畳までです。
同じ象印の「EE-RV50」や「STAN. EE-FA50」は、木造和室で約8畳、プレハブ洋室で約13畳までです。EE-TC60は、それよりひと回り広い部屋に対応しています。
リビングとダイニングがつながった間取りで、「1台でまとめて加湿したい」という方に向いています。
② フィルターがなく、拭くだけで手入れできる
EE-TC60には、フィルターがありません。水を入れるタンクと、お湯を沸かす容器が一体になっています。
容器は口が広く、内側はフッ素加工です。サッと拭くだけでお手入れでき、給水やお湯を捨てるのも簡単です。
水あかが気になってきたら、クエン酸を溶かして「クエン酸洗浄モード」で洗えます。お試し用のクエン酸(30g×1包)もついています。
③ 入・切タイマーを1〜9時間で選べる
入タイマーと切タイマーを、それぞれ1〜9時間の間で、1時間きざみで設定できます。別々にも、同時にも使えます。
「寝ついたころに止めたい」「朝起きる少し前から加湿を始めたい」など、暮らしの時間に合わせやすいのが魅力です。
部屋の湿度やタイマーの設定は、数字で表示されます。ランプの明るさは、明・暗の2段階で切りかえられます。
④ 音に配慮した「弱(静音)モード」
出力を落として運転する「弱(静音)モード」の運転音は、約30dBです(沸とう時を除く)。象印の公式では、30dBは「ささやき音」程度と案内されています。
中モードと強モードは、約34dBです。
お湯を沸かす音を小さくする「湯沸かし音セーブモード」もあり、テレビを見ているときや、仕事中にも使いやすくなっています。
購入前に確認したい4つの注意点
EE-TC60はパワーがある一方で、そのぶん気をつけたい点もあります。
電気代や重さ、給水の回数を確認し、どの部屋でどのくらい使うかを想像してみましょう。
電気代はほかの方式より高くなりやすい
お湯を沸かして加湿するため、消費電力は大きめです。お湯を沸かす立ち上げ時が985W、加湿中が450Wです。
電気料金の目安単価を1kWhあたり31円として計算すると、加湿中の電気代は1時間あたり約14円です。1日8時間使うと、約110円になります。
※上記は消費電力から計算した目安です。実際の電気代は、契約内容や運転の設定、部屋の環境によって変わります。
毎日長時間使うと負担になりやすいため、自動で湿度を調節する運転やタイマーを使い、無理のない範囲で取り入れるのがおすすめです。
強運転では約6時間で給水が必要
加湿する力が大きいぶん、水の減りも早くなります。満水から使える時間の目安は、強で約6時間、中で約10時間、弱(静音)で約20時間です。
強運転のままでは、ひと晩もたないことがあります。長く続けて使いたいときは、中や弱、自動で調節する運転を選ぶと安心です。
水が少なくなると、ブザーとランプの点滅で、給水のタイミングが近いことを早めに知らせてくれます。
満水にすると約6.8kgになる
本体の重さは約2.8kgですが、水は最大4.0L入ります。満水にすると、合わせて約6.8kgになります。
水を入れた本体を洗面所から部屋まで運ぶのは、腰や手首に負担がかかりやすい重さです。
本体は使う場所に置いたままにして、水を別の容器で運んで注ぐようにすると、一度に持つ重さを減らせます。給水の正しい手順は、取扱説明書で確認してください。
置き場所と蒸気の吹出口に気をつける
本体は幅24×奥行27.5×高さ36.5cmほどあります。奥行きがやや大きいので、置き場所の広さを先に測っておくと安心です。
蒸気は約65℃まで冷まされますが、触れるとやけどのおそれがあります。人がよく通る場所や、お孫さん・ペットの手が届く場所は避けて置きましょう。
また、「弱(静音)モード」の約30dBは、沸とうしているときを除いた数字です。お湯を沸かすときは、それより大きな音がします。
EE-TC60の主な仕様
| 加湿方式 | スチーム式 |
|---|---|
| 適用床面積の目安 | 木造和室:〜10畳(17㎡) プレハブ洋室:〜17畳(27㎡) |
| 容量 | 4.0L |
| 定格加湿能力 | 600mL/時 |
| 連続加湿時間 | 強:約6時間 中:約10時間 弱(静音):約20時間 |
| 消費電力 | 湯沸かし立ち上げ時:985W 加湿時:450W |
| 運転音 (沸とう時を除く) |
弱(静音):約30dB 中・強:約34dB |
| タイマー | 入・切:それぞれ1〜9時間 |
| 湿度の表示 | 数字で表示 |
| 本体サイズ | 約 幅24×奥行27.5×高さ36.5cm |
| 本体質量 | 約2.8kg |
| カラー | ソフトブラック/ホワイト |
価格はオープン価格です。2026年10月9日に確認した時点では、2万円台半ば〜後半で販売されていました。最新の価格は各販売ページでご確認ください。
EE-TC60は季節限定品です。メーカーも、品切れになる場合があると案内しています。
基本の使い方とお手入れ
使い方は、ふたを開けて水を入れ、電源を入れて運転を選ぶのが基本です。お湯が沸いてから加湿が始まります。
運転は、湿度を自動で調節する「しっかり・標準・ひかえめ」と、連続で運転する「強・中・弱(静音)」から選べます。

容器の内側には、運転時間の目安に合わせた水位線があります。使う時間に合わせて必要な分だけ水を入れれば、重さも抑えられます。
お湯を沸かす音が気になるときは、「湯沸かし音セーブモード」が使えます。水の温度をゆっくり上げるため、沸くまでの時間は満水で約10分長くなります。
ふだんのお手入れは、容器の中を拭くことが中心です。水あかが気になってきたら、クエン酸洗浄モードで洗いましょう。
詳しい手順やお手入れの頻度は、使う前に取扱説明書で確認してください。
EE-TC60についてよくある質問
電気代はどのくらいかかりますか?
加湿中の消費電力は450Wです。電気料金の目安単価を1kWhあたり31円として計算すると、1時間あたり約14円になります。
お湯を沸かす立ち上げ時は985Wと大きくなります。実際の電気代は、運転の設定や部屋の環境によって変わります。
寝室で使っても音は気になりませんか?
「弱(静音)モード」の運転音は約30dB、中・強モードは約34dBです(どちらも沸とう時を除く)。
お湯を沸かすときの音は、メーカーの試験で、通常が約44dB、湯沸かし音セーブモードで約39dBとされています(1か月使ったあとの製品での比較)。
音の感じ方には個人差があるため、気になる方は寝る少し前から運転を始めておくと安心です。
何時間くらい続けて使えますか?
満水(4.0L)から、強で約6時間、中で約10時間、弱(静音)で約20時間が目安です。
ひと晩続けて使うなら、中や弱(静音)、自動で調節する運転が向いています。
フィルターの交換は必要ですか?
EE-TC60にはフィルターがないため、交換は必要ありません。
容器の中を拭くお手入れと、クエン酸洗浄で使い続けられます。
まとめ|広いリビングを1台で加湿したい方に
象印 EE-TC60は、フィルターがなく、拭くだけで手入れできるスチーム式加湿器のハイパワータイプです。
- プレハブ洋室17畳まで使える
- 入・切タイマーを1〜9時間で選べる
- 弱(静音)モードや、湿度の数字表示がある
一方で、強運転では約6時間で給水が必要になり、満水時は約6.8kgになります。電気代も、ほかの方式より高くなりやすい点は知っておきましょう。
「広いリビングでも、お手入れのラクな加湿器を使いたい」という方には、冬の暮らしを支えてくれる1台になりそうです。
置き場所や使う時間を思い浮かべながら、無理のない範囲で検討してみてくださいね。

