電気毛布が気になっていても、「ひと晩つけていたら、電気代が高くならない?」「洗えるの? 使うときに気をつけることは?」と迷うことはありませんか?
電気毛布は、寝ている間もひかえめにあたため続けられる寝具です。電気代は安い一方で、温度の選び方や洗い方など、購入前に確認したい点もあります。
この記事では、電気毛布のメリットとデメリット、電気代の目安、向いている人・向いていない人を分かりやすく解説します。
※この記事は、メーカー公式サイトの情報をもとにまとめています。実際に使って比べたものではありません。数字は、パナソニックの電気毛布3機種のものです。
結論|電気代は安い。気をつけたいのは温度と洗い方
電気毛布は、「夜中や明け方に、寒くて目が覚める」という方に便利な寝具です。
電気代は、ひかえめの温度なら1時間あたり約0.6〜1.0円です。ひと晩8時間使っても、約5〜8円が目安になります。
一方で、長い時間、体にふれたまま使うため、低温やけどへの注意が必要です。丸洗いできる機種でも、洗い方には決まりがあります。
「電気代を抑えて、ひと晩じゅうあたたかくしたい」という方には役立ちやすく、「温度の調節を自分でするのがむずかしい」という方が使うときは、とくに注意が必要です。
電気毛布の3つのメリット
電気毛布には、電気代や使いやすさの面でうれしい点があります。ここでは、毎日の暮らしで役立ちやすい3つのメリットを紹介します。
① 電気代が安い
電気毛布は、消費電力が小さい家電です。パナソニックの3機種は、54〜75Wです。
ひかえめの温度(目盛り「3」)なら、1時間の電気代の目安は約0.6〜1.0円。毎晩8時間使っても、1か月で約140〜240円が目安になります。
くわしい金額は、このあとの章で表にまとめています。
② 寝ている間も、あたたかさが続く
電気毛布は、寝ている間もあたたかさが続きます。
パナソニックの3機種には、室温センサーがついています。室温が約5℃下がると、設定した温度を自動で約1℃上げて運転します。明け方に冷えこんだときも、起きてダイヤルを回し直す手間を減らせます。
③ 毎晩の準備が少なく、丸洗いできる
電気毛布は、布団に敷いたまま、または掛けたままにできます。寝る少し前にダイヤルを回すだけなので、毎晩の準備はほとんどありません。
パナソニックの3機種は、コントローラーを外せば、洗濯機でも手洗いでも丸洗いできます。ダニの繁殖を抑える「ダニ対策」にも対応しています。
※丸洗いできるかどうかや、洗い方は、メーカーや機種によって異なります。
購入前に知っておきたい5つのデメリット
電気毛布には、体にふれたまま長く使う寝具ならではの注意点があります。買ってから「思っていたのと違う」とならないよう、先に確認しておきましょう。
① 低温やけどに注意が必要
いちばん気をつけたいのは、温度です。
パナソニックの3機種の場合、表面温度の目安は、「強」で約51℃、目盛り「3」で約37℃です(室温20℃のとき)。
比較的低い温度でも、同じところを長くあたためていると、低温やけどのおそれがあります。メーカーは、次のような方が使うときは、とくに注意するよう案内しています。
- 乳幼児やお年寄り
- 自分で温度を調節できない方
- 皮ふの感覚が弱い方
- 眠くなる薬を飲んだ方や、お酒を多く飲んだ方
ひかえめの温度から試し、使う前に取扱説明書の注意事項を確認してください。ペースメーカーなどの医療用の機器を使っている方は、医師に相談してから使いましょう。
② 洗い方に決まりがある
丸洗いできる機種でも、どの洗濯機でも洗えるわけではありません。
パナソニックの3機種の場合、洗濯機で洗うときは「毛布洗い機能」のある洗濯機で、洗濯ネットを使います。ドラム式洗濯乾燥機、衣類乾燥機、ドライクリーニングは使えません。
ご家庭の洗濯機で洗えない場合は、手洗いになります。掛け敷き両用の大きな毛布は、ぬれると重くなるため、干すときの負担も考えておきましょう。
③ コードとコントローラーの置き場所が必要
電気毛布は、コードでコンセントにつないで使います。毛布とコンセントの間に、温度を調節するコントローラーがあります。
パナソニックの3機種の場合、毛布からコントローラーまでのコードは0.46〜0.97m、コントローラーからコンセントまでは1.91mです。
ベッドや布団のそばにコンセントがあるか、コントローラーを枕元のどこに置くかを、先に確認しておきましょう。夜中にトイレへ行くとき、コードに足を引っかけない置き方も大切です。
④ 布団の湿気は取れない
電気毛布は、布団をあたためるための寝具です。布団の湿気を飛ばす使い方はできません。
布団の湿気や、布団を干す負担が気になる方は、布団乾燥機のほうが合う場合があります。
⑤ 掛けるか敷くか、サイズは機種で決まる
電気毛布には、体の下に敷く「敷き専用」と、掛けても敷いても使える「掛け敷き両用」があります。敷き専用の毛布を、体の上に掛けて使うことはできません。
サイズも機種ごとに決まっています。パナソニックの3機種は、約140×80cm〜約200×140cmで、すべてシングル向けです。
買う前に、どう使いたいかと、お使いの寝具の大きさを確認しておきましょう。
電気代はどのくらい?ひと晩・1か月の目安
パナソニックが公表している1時間あたりの電気代をもとに、ひと晩と1か月の目安を計算しました。

| 種類と温度 | 1時間 | ひと晩 (8時間) |
1か月 (30日) |
|---|---|---|---|
| 敷き専用 目盛り「3」 |
約0.6円 | 約5円 | 約140円 |
| 敷き専用 「強」 |
約1.0円 | 約8円 | 約240円 |
| 掛け敷き両用 目盛り「3」 |
約1.0円 | 約8円 | 約240円 |
| 掛け敷き両用 「強」 |
約1.7円 | 約14円 | 約410円 |
※1時間の電気代は、メーカーが電気料金の目安単価(1kWhあたり31円)、室温10℃の条件で計算した数字です。ひと晩と1か月は、その数字をもとに当サイトで計算した目安です。実際の電気代は、契約内容や室温、温度の設定によって変わります。
※敷き専用は DB-U13T(54W)、掛け敷き両用は DB-RMH11M・DB-R41L(75W)の数字です。
ひかえめの温度なら、ひと晩で約5〜8円
目盛り「3」で8時間使った場合、ひと晩の電気代は約5〜8円が目安です。毎晩使っても、1か月で約140〜240円です。
いちばん高い「強」のままでも、ひと晩で約8〜14円です。ただし、「強」は表面温度が高くなります。電気代よりも、低温やけどを防ぐために、ひかえめの温度で使うことをおすすめします。
むだなく使う3つの工夫
電気毛布は、もともと電気代が安い寝具です。次の工夫をすると、ひかえめの温度でもあたたかく感じやすくなります。

- 寝る少し前に電源を入れて、布団をあたためておく
- 温度はひかえめにして、掛け布団と重ねて熱を逃がさない
- 朝起きたら、電源を切り忘れていないか確認する
寒さを強く感じる夜は、温度を上げる前に、寝室をあたためたり、寝具を1枚足したりする方法もあります。
電気毛布が向いている人・向いていない人
メリットとデメリットをふまえて、どんな方に合うかを整理しました。
電気毛布が向いている人
- 夜中や明け方に、寒くて目が覚めてしまう方
- 電気代を抑えて、ひと晩じゅうあたたかくしたい方
- 毎晩の準備を、できるだけ少なくしたい方
- 毛布を自宅で洗って、清潔に使いたい方
電気毛布が向いていない人
- 自分で温度を調節するのがむずかしい方が使う場合
- 洗濯機がドラム式洗濯乾燥機のみで、手洗いもむずかしいご家庭
- ベッドや布団の近くに、コンセントがない方
- 布団の湿気や、布団を干す負担を減らしたい方
「布団に入った瞬間の冷たさだけが気になる」という方は、寝る前に布団をあたためる布団乾燥機も、選択肢になります。
50代が選びやすいパナソニックの電気毛布3機種
電気毛布を選ぶなら、室温に合わせて温度を自動で調節でき、自宅で丸洗いできるパナソニックの機種が選びやすくなっています。
掛けるか敷くか、サイズ、肌ざわりに合わせて、3つの機種をそれぞれの記事でくわしく紹介しています。
まとめ|電気代よりも、温度と洗い方を確認して選ぼう
電気毛布は、電気代が安く、寝ている間もあたたかさが続く寝具です。
- 電気代は、ひかえめの温度ならひと晩で約5〜8円が目安
- 低温やけどを防ぐため、ひかえめの温度から試す
- 洗い方の決まり、コードの置き場所、掛けるか敷くかも確認しておく
「夜中や明け方の寒さをやわらげたい」という方には、冬の夜を支えてくれる1枚になりそうです。
ご家庭の洗濯機とコンセントの位置を確認しながら、ご自身の暮らしに合うかを、無理のない範囲で検討してみてくださいね。

