「象印の加湿器はお手入れがラクと聞くけれど、種類が多くてどれを選べばいいか分からない」と感じていませんか?
象印のスチーム式加湿器は、どれもフィルターがなく、ポットのように広口の容器を拭くだけでお手入れできます。
違いが出るのは、使える部屋の広さ、本体の重さ、タイマーなどの機能、そして価格です。
この記事では、人気の3機種「EE-FA50」「EE-TC60」「EE-RV50」を比べて、どんな方に向いているかを分かりやすく紹介します。
※この記事は、メーカー公式サイトの情報をもとにまとめています。実際に3機種を使って比べたものではありません。
まず結論|3機種の選び方
今回比較する3機種は、お手入れのしやすさや安全面の基本は共通です。迷ったら、次の3つから選ぶと決めやすくなります。
※価格や在庫は各販売ページでご確認ください。
3機種の主な違いを比較
3機種の違いを表にまとめました。
※表は左右に動かして比較できます。
| 項目 | STAN. EE-FA50 | EE-TC60 | EE-RV50 |
|---|---|---|---|
| 向いている人 | 見た目と夜の使いやすさ重視 | 広いリビングで使いたい | 軽さと予算重視 |
| 広さの目安 (木造和室/プレハブ洋室) |
〜8畳/〜13畳 | 〜10畳/〜17畳 | 〜8畳/〜13畳 |
| 加湿能力 | 480mL/時 | 600mL/時 | 480mL/時 |
| 容量 | 4.0L | 4.0L | 3.0L |
| 本体の重さ (満水時の目安) |
約3.3kg (約7.3kg) |
約2.8kg (約6.8kg) |
約2.4kg (約5.4kg) |
| 連続加湿時間 (強運転) |
8時間以上 | 約6時間 | 約6時間 |
| タイマー | 切:1〜9時間 | 入・切:それぞれ1〜9時間 | 入:6時間 切:2時間 |
| 湿度の表示 | 数字で表示 | 数字で表示 | ランプ3段階 |
| 消費電力 (加湿時) |
410W | 450W | 410W |
| 本体サイズ (幅×奥行×高さ) |
約24.5×24×37cm | 約24×27.5×36.5cm | 約24×26×31.5cm |
| カラー | ブラック/ホワイト | ソフトブラック/ホワイト | ホワイト |
| 参考価格帯 (2026年10月9日確認) |
3万円〜3万円台前半 | 2万円台半ば〜後半 | 1万円台半ば〜後半 |
満水時の重さは、本体の重さに水の重さ(1Lを約1kg)を足した目安です。価格はオープン価格のため、お店や時期によって変わります。
3機種に共通していること
次の点は、3機種とも同じです。
- フィルターがなく、広口の容器を拭くだけでお手入れできる
- 水を沸とうさせ、約65℃まで冷ました蒸気で加湿する
- 水あかは「クエン酸洗浄モード」でまとめて洗える
- チャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒時の湯もれを抑える構造を備えている
- 湿度を自動で調節する運転(しっかり・標準・ひかえめ)がある
お湯を沸かすしくみのため、どの機種も電気代はほかの方式より高くなりやすい点は共通です。蒸気の吹出口には触れないよう、置き場所にも気を配りましょう。

おすすめ① 象印 STAN. EE-FA50
EE-FA50は、暮らしになじむ見た目を大切にした「STAN.」シリーズの加湿器です。夜の使いやすさにも配慮されています。
① 運転音が控えめで寝室でも使いやすい
運転音は、お湯を沸かすときが約32dB、加湿中が約25dBです。
消灯モードにすると表示が最小限になるため、寝室で明かりが気になる方にも向いています。
② 満水で8時間以上使える
容量は4.0Lで、満水なら8時間以上続けて加湿できます(室温20℃のとき)。
寝る前に水を入れておけば、朝まで給水せずに使える目安です。
③ 落ち着いた色と、浮かび上がる操作パネル
色はブラックとホワイトの2色です。操作パネルは、電源マークに触れると文字が浮かび上がるつくりで、使わないときはすっきり見えます。
④ 3機種のなかでいちばん重く、価格も高め
本体は約3.3kgで、満水にすると約7.3kgになります。価格も3機種のなかでいちばん高めです。
水を入れた本体を運ぶのが負担な方は、本体を置いたまま、水を別の容器で運ぶ方法を考えておくと安心です。
おすすめ② 象印 EE-TC60
EE-TC60は、広い部屋で使えるハイパワータイプです。2026年9月に発売されました。
① プレハブ洋室17畳まで対応
加湿能力は600mL/時で、3機種のなかでいちばん大きくなっています。
広さの目安は、木造和室で10畳まで、プレハブ洋室で17畳までです。リビングとダイニングがつながった広めの部屋にも使いやすい1台です。
② 入タイマーと切タイマーを細かく設定できる
入タイマーと切タイマーを、それぞれ1〜9時間の間で設定できます。両方を同時に使うこともできます。
「朝起きる前に加湿を始めたい」「寝ついたころに止めたい」といった使い方に合わせやすいのが魅力です。
③ 静音モードとランプの明るさ切りかえ
「弱(静音)モード」の運転音は約30dBです(沸とう時を除く)。中・強モードは約34dBです。
お湯を沸かす音を抑える「湯沸かし音セーブモード」や、ランプの明るさを2段階で切りかえる機能もあります。
④ 強運転では約6時間で給水が必要
加湿する力が大きいぶん、強運転での連続加湿時間は約6時間です。中運転で約10時間、弱(静音)運転で約20時間使えます。
ひと晩続けて使いたいときは、中運転や弱運転、自動で調節する運転を選ぶと安心です。
本体は約2.8kgで、満水にすると約6.8kgになります。奥行きが27.5cmと3機種のなかでいちばん大きいので、置き場所も確認しておきましょう。
おすすめ③ 象印 EE-RV50
EE-RV50は、機能をしぼったシンプルなタイプです。2026年9月に発売されました。
① 本体約2.4kgで、3機種のなかでいちばん軽い
本体の重さは約2.4kgです。容量は3.0Lで、満水にしても約5.4kgです。
EE-FA50の満水時より約2kg軽いため、水を入れた本体を持ち運ぶことが多い方には、負担を減らしやすい1台です。
高さも約31.5cmと、3機種のなかでいちばん低くなっています。
② 価格が手ごろ
参考価格は1万円台半ばからで、3機種のなかでいちばん手ごろです。
加湿能力は480mL/時、広さの目安は木造和室8畳・プレハブ洋室13畳までで、EE-FA50と同じです。
③ ランプで部屋の湿度が分かる
部屋の湿度は、数字ではなく「低湿・適湿・高湿」の3つのランプで表示されます。
細かい数字を見なくても、いまの状態がひと目で分かるつくりです。
④ タイマーは時間を選べない
タイマーは、入タイマーが6時間、切タイマーが2時間に決まっています。時間を細かく選ぶことはできません。
連続運転は強・弱の2段階で、強運転で約6時間、弱運転で約24時間使えます。色はホワイトの1色です。
「寝る前に2時間だけ加湿する」「朝に合わせて6時間後に入れる」という使い方で足りる方に向いています。
EE-RV50をもっと詳しく知りたい方へ
魅力と4つの注意点、電気代の目安、タイマーの使い方を1つの記事にまとめています。
50代の加湿器選びをラクに!象印 EE-RV50の記事を読むタイマーの時間を選べるEE-DG50との違いを知りたい方はこちら。
象印 EE-RV50とEE-DG50の違いの記事を読むEE-FA50とEE-RV50の2機種で迷う方へ。運転音・容量・満水時の重さ・タイマーの違いを詳しく比較しました。
象印 STAN. EE-FA50とEE-RV50の違いを比較する50代が象印の加湿器を選ぶ4つのポイント
3機種で迷ったときは、次の4つを順に確認すると選びやすくなります。

① 使う部屋の広さに合わせる
まず、加湿器を置く部屋の広さを確認します。
寝室や8畳ほどの和室ならEE-FA50やEE-RV50、広めのリビングならEE-TC60が目安です。
木造の和室と、マンションなどの洋室では、同じ機種でも使える広さが変わります。比較表の「広さの目安」を参考にしてください。
② 水を入れたときの重さを確認する
スチーム式は、本体に直接水を入れて使います。水を入れた状態で運ぶなら、満水時の重さが大切です。
満水時の目安は、EE-RV50が約5.4kg、EE-TC60が約6.8kg、EE-FA50が約7.3kgです。
腰や手首に不安がある方は、軽い機種を選ぶか、本体を置いたまま水を別の容器で運ぶ方法がおすすめです。
③ タイマーの使い方を考える
寝るときに使うなら、切タイマーがあると消し忘れを防げます。
時間を細かく選びたい方はEE-FA50かEE-TC60、朝に合わせて自動で入れたい方は入タイマーのあるEE-TC60かEE-RV50が合います。
④ 電気代は無理のない範囲で
加湿中の消費電力は、EE-FA50とEE-RV50が410W、EE-TC60が450Wです。
電気料金の目安単価を1kWhあたり31円として計算すると、1時間あたり約13〜14円です。3機種の差は大きくありません。
※消費電力から計算した目安です。実際の電気代は、契約内容や運転の設定によって変わります。
長時間使う日は、湿度を自動で調節する運転やタイマーを使うと、むだな運転を減らせます。
3機種のうち、どれが向いている?
EE-FA50が向いている方
- 寝室で使うので、音や明かりを抑えたい方
- 満水でひと晩しっかり使いたい方
- リビングに置いてもなじむ見た目を大切にしたい方
EE-TC60が向いている方
- 14畳以上の広めのリビングで使いたい方
- 入タイマーと切タイマーを細かく設定したい方
- 価格と機能のバランスを重視したい方
EE-RV50が向いている方
- 水を入れた本体を持ち運ぶ負担を減らしたい方
- できるだけ予算を抑えたい方
- 細かい設定より、シンプルな操作が好みの方
まとめ|広さ・重さ・タイマーで選ぼう
象印のスチーム式加湿器は、どの機種もフィルターがなく、拭くだけでお手入れできます。
- 見た目と夜の使いやすさを重視するなら「STAN. EE-FA50」
- 広いリビングで使うなら「EE-TC60」
- 軽さと予算を重視するなら「EE-RV50」
使う部屋の広さと、水を入れたときの重さを先に確認しておくと、買ってからの「思っていたのと違う」を減らせます。
ご自身の暮らしに合う1台を、無理のない範囲で選んでみてくださいね。

